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グローバル社会にマッチしたクラス運営をします

 

グローバル・アジェンダでは日本、あるいは東アジアで一般的な、「先生が教え、生徒は教えられる(答えを与えられる)」という授業の進め方はしません。受験対策コースでは、欧米の、特に高等教育で常識となっているアウトプット重視の授業をします。もちろん予習なしで、授業には参加できません。受講者は与えられたリーディング・リストの文献を読んで、クラスの仲間と議論した上で、自分の意見を論理的に説明する訓練を積んでもらいます。また、英語の学習も必修となっています。以下は受験対策コースの詳細の説明です。留学希望者と帰国子女の方には授業が英語で行われるコースをご用意しています。

コンサルティング及び応募書類の作成補助

 

 志望校選択のためのコンサルティング及び応募書類に含まれる提出書類(経歴書及び志望理由書並びに自己推薦状などを中心とした小論文)の作成の補助をします。この形式の入学試験では、志望理由書や自己推薦状の提出書類が、高校(大学)の成績や関係者からの推薦状を除き、書類審査の中で最も重要な書類となります。学校によっては書類審査を通過しないと面接や筆記試験にまで進めないケースがあります。プロ講師の徹底したコンサルティングと添削を受けると、受験者のこれまでのライフヒストリーに沿った、高いクオリティーの応募書類が準備できます。

 
面接試験対策

 

 準備した応募書類に基づいて、徹底した面接の準備をします。個人面接はもちろん、志望学部の専攻のテーマに沿ったグループ面接の対策も指導します。

 

TOEIC/IELTSの指導

 

 国際人としての知識の集積と発信のために欠かせないツールとなっている英語を効果的に学習するために、このクラスでは主にTOEICを中心に英語の指導を行う予定です。ただ、クラスのメンバーの構成や希望によっては、よりアカデミックなIELTSの指導に切り替えます。

 

 

クラスでの討論

 

 事前に配布したテーマ別のリーディングリスト上の書籍、論文、新聞及び雑誌記事を前日までに読んでメモを取った上で授業に出席してください。授業はテーマに沿った複数の異なる見解を議論した上で、自分なりの意見をまとめる土台になります。取り上げられるテーマは現在ニュース等で取り上げられている公共性の高い話題ばかりですので、ご家族の方も食卓等で話題にするなど、受講者を積極的にサポートしてくださるようにお願いします。事前に十分に準備していないと、授業に主体的に参加できず、期待したような学習の成果があがりません。

 

 欧米の教育機関では、通常この形態で授業が進められます。知識のインプットよりも多面的な分析に基づいた個人の見解をプレゼンテーションやレポートとして発表し、様々な異なる意見を集約していくことを学習します。このようなアウトプットを中心に据えることで、集中力、論理的思考力、コミュミュケーション能力、発信力を高めます。これらの能力は、これからのグローバル社会において、最も求められる能力です。

 

小論文の演習及び発表

 

 論文の構造やレトリックを理解した上で、自分の意見を45分から60分で800字の原稿にまとめる演習をします。その後クラス内でその原案を3-5分以内で発表し、他の受講者からの質問を受けます。質問を受けて、論理の流れに不備がある、根拠が十分でない場合等は修正を入れて当日中に課題論文を提出します。

 

小論文の添削

 

 提出された小論文は、添削をしたうえで次回の授業時にアドバイスをします。授業にPCのノートブックが持参できる人、また自宅のPCで課題を入力して提出できる人は是非、実行して下さい。紙の上だと添削を入れることの出来る範囲はマイナーな修正に限定されてしまいますが、ワープロ文書上での添削だと論文全体の構造等に関する大幅な修正が可能です。

 

 

 

 

 

 

 

校外学習とその位置づけ

 

グローバル・アジェンダでは時事問題や社会問題の概要、それらを解決しようとする政府や様々な組織の取り組みについて、学外での体験学習を通じて理解を深めて頂きたいと思っています。主要なテーマは環境、福祉政策、国際協力、地域政策などで、グローバル・アジェンダでは、受講者のために、これら政策の重要課題への取り組みを紹介したり、実践したりしている施設を見学し、関係者から話を聴く機会を設ける予定です。その日は懇親会などの後に、当日のテーマに関して議論をし、その日の学習内容を小論文にまとめてもらう演習をします。これらの体験によって受講者が今まで気づいていなかった社会問題への興味が増し、学習効果が高まることを期待しています。

 

 

 

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